こんにちは。あすなです。
私は子どものころから何となく「生きづらさ」を感じていました。
小学生の頃には、”何かが周りの人と違う”と感じており、生きるということに悩んでいる期間がとても長かったように思います。
そして、それは社会人になるまで続いていました。
別に、いじめられていた、家庭環境が悪かった、というわけでもありません。
特別な理由はないのですが、何となく「生きる」ことへの執着がありませんでした。
人並みに楽しいことも経験しましたが、それでも、心から楽しかったのかと言われると、正直自信を持って「はい!」とは言えません。
ただ、今の私は、自分でも不思議なくらい、毎日が楽しくてしょうがないです!
少々、他の人が経験していないような苦難に見舞われてはいますが、それを含めても「人生楽しい!」と声を大にして言いたいくらいです。
なぜ私が人生を楽しめるようになったのか…それは、日々試行錯誤しながら、自分の考え方を根本から変えることが出来たからです。
そこで、今回は私が思う人生を楽しむための3つの考え方についてまとめてみたいと思います。
こんな方におすすめ
- 今「生きること」を楽しめていない方
- 今まで「生きづらさ」を感じながら過ごしてきた方
- 根性論ではない「ポジティブ」を身に着けたい方
抑えるべき考え方
人生を楽しんでいる人は、けっして人生イージーモードというわけではないと思っています。
私も、幼いころから生きづらさを感じ、今は家庭のトラブルも複数抱えていますし、今の仕事がとっても上手くいっているかといえば、そうではありません。
でも、なんでいつも「仕事楽しい!」「毎日楽しい!」と言いながらニコニコしているのかというと、日常の中のちょっとした幸せを探すのが得意だからなのかなと思っています。
この”ちょっとした幸せ”を見つけるのが上手くなる2つの「考え方」があります。
今の”当たり前”は奇跡であることを理解する
当たり前のように朝が来ること。
ご飯を食べて「おいしい」と感じること。
外に出たら、きれいな青空が広がっていること。
一緒にいる家族や友人が笑っていること。
当たり前の日常なのですが、そんな日常が続くということは奇跡のようなことです。
私は夫のギャンブルによる多額の借金を知ったときに、足元が崩れ落ちるような感覚を体験しました。
目の前の平穏な日常がこんなにもあっさりと終了を迎えるなんて…と、強い衝撃を受けました。
この先生きていけるのかと、自分と子どもの生死すらも考え、心配になりました。
それまでただ普通に生きていたこと、それがとてもすごい事なのだと強く感じる出来事でした。
テレビから「大事な人がいなくなった」「日常が壊された」という悲しいニュースを聞くとよく思います。
今のこの自分を取り巻く環境は、奇跡のように尊い環境なのだと理解しましょう。
この”当たり前の日常”を大事に、生きていくことが一番重要だと思います。
捉え方次第で、人生は変わる
例えばの話です。
たとえお金持ちであったとしても、満たされない人はいます。
逆に、お金持ちではなかったとしても、満たされている人はいます。
両者の違いは何か。
1つの事象が起きたときに、「満たされない理由を探す人」なのか、「満たされる理由を探す人」なのか、の違いだと私は考えています。
何が起きても、粗探しばかリしていては、いつまでたっても満たされません。
何もかもが完ぺきなモノ・͡コトなんてまずないですから…。
逆に、何が起きてもポジティブな面に着目できる人は強いです。
私は、飲み物を溢してしまったときに、まず「よし、この機会に掃除をしよう!掃除の機会をもらえた!」と思います。笑
今抱えている家庭の借金問題についても、「お金の管理がちゃんと出来るようになった」「家計を見直せた」「同じ悩みを抱える人を支えることが出来るようになった」とかなりポジティブに受け取っています。
何か嫌なことが起きたときに心を乱すことは誰にでもあります。
そんな時は一呼吸おいて、その嫌なことの中でも「自分にとって良いことってなんだろう?」と考え、捉え方を見つめなおすことで、人生は変えられると考えています。
人生を楽しむための3つのコツ
それでは、具体的に行っている「人生を楽しむための3つのコツ」をまとめますね。
1.毎日3つ良かったことを考える習慣
こちらは、過去に記事にもしたことがあるのですが、今私が使っている「自己肯定感Diary 運命を変える日記」で身に着いた習慣です。
この日記は、一般的な日記のようにその日にあった出来事を書き出す箇所もあるのですが、「3 GOOD THINGS」というものを書く欄があります。
「3 GOOD THINGS」というのは、その日にあった「3つの良かったこと」を書き出すというものです。
最初こそなかなか良かったことが3つも思い浮かばないのですが、毎日書いていると、自然とその日の良かったことを思い出す癖がつきます。
そうすると、自分のまわりではこんなにもたくさんの良い事が起こっていたのかということに気が付けます。
そして、たとえ些細なことであっても、日々の出来事を「良い事」と捉えなおすことができるきっかけになります。
2.あらゆる可能性を考え、その中から今の自分に合った可能性を選択する
私は「ポジティブ」と同じくらい「ネガティブ」は大事だと思っています。
ネガティブの対象が”自分”に向いてしまうと辛くなりますが、自分以外の事実・事象に向けることは必要なことです。
例えば、私の場合は、「夫がスマホばかり見ている」という事象に対して、過去の夫がギャンブル依存症だった過去が思い出されます。
ネガティブに考え続けようと思えばいくらでも出来ます。
「きっとギャンブルに違いない」「また借金しているかもしれない」「もう離婚するしかないかもしれない」「家族全員露頭に迷うかもしれない」
逆にポジティブに考えようと思えばいくらでも出来ます。
「きっとお友達とLINEしてるんだろう」「元気になってきて良かった」「心の病も回復してきた兆候かも」「二馬力で家庭を支えられる未来も近いかも!」
自分にとって想定外のことが起きたとき、そのギャップが生きる上での「辛さ」なのだと考えています。
どちらかに偏った考え方をしてもダメで、あらゆる可能性を考え尽くし、「自分で自分の考え方を選択する」ことが、後々ギャップに悩み苦しむ未来からの回避方法だと思います。
3.総論はポジティブ(楽観的)に、各論はネガティブ(悲観的)に判断
これは日常生活というよりも、仕事において当てはめて考えることの方が多いかもしれません。
私自身も職場の尊敬する上司に教えて頂いたことです。
上に記載した内容ともかぶりますが、全てをポジティブに捉えて楽観的に行動していると、いつか何かを見落とし落とし穴にはまってしまいます。
ただ、ポジティブな思考回路は前に進むための大事な動力源!
必ずないといけないものだと思っています。
ネガティブな考えは、リスク管理に向いていると思っています。
「もしかしたら~かもしれない」と、目の前で起きる事象に対してあらゆる可能性を考え、そのリスクを潰すというアクションは、仕事をする上でとても重要です。
ただ、それが原因で進みだすことを恐れ、一歩も前に進めないのであっては意味がありません。
何か行動を起こすときに、各論の細かい部分についてはネガティブマインドであらゆる不測の事態に備え、総論はポジティブに「きっとうまくいくさ!」と考え、元気に一歩を踏み出すということが大事だと思います。
まとめ
大事なことは以下の通りです。
ポイント
・「ネガティブ」は憎むべき感情ではない。
・「ネガティブ」で足元を固め、「ポジティブ」で走り出す。
・あらゆる可能性を網羅的に妄想し、その中から今の自分に合った「考え方」を選択すればよい。
・「ポジティブ」はすぐには身に着かない。毎日3つその日にあった「良かったこと」を書き出して、癖付けをする。
ぜひ、参考にしてみてください。