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家族のうつ病のサインに気付いたら〜接し方・対応方法など~

2022年7月23日

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こんにちは。あすなです。

私の夫は現在休職中です。
これまでにも夫は何度か休職をしています。

最初こそ私も将来に対して漠然とした不安を感じたりもしていましたが、もうその域を超えて、「いつでも来い!」という感覚にすらなっています。

私の友人の夫や仕事でお世話になっている方など、身近でも心の病に苦しんでいる方がいますし、仕事柄、心の病にかかっている方がたくさんいることはよく知っています。

現代病ともいえるうつ病。
正直、鬱になる・ならないは「運」だと思っています。

どんなに明るく元気な人でも、働く環境が変わったら、その環境がとても過酷なものだったら、心の病を抱えても不思議ではありません。
そうなってしまったときにどう動くかをあらかじめ知っておくのが大事なことだと思います。

私の夫のケースをもとに、心の病のサインとそれに対しての対応策をまとめてみました。


家族のうつ病のサインに気付いたら〜接し方・対応方法など~
参考【メンタルの保ち方】夫がうつ病に…家事や仕事、夫への対応に疲弊中の方に伝えたい5つの方法

スポンサーリンク こんにちは。あすなです。 我が家は、夫がうつ病を患い、何度か休職しています。我が家だけではなく、私の身近でも何人か旦那さんが心を患ってしまった…という話を聞いています。うつ病は珍しい ...

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気付いて!家族からのSOSサイン

心の病を抱えている時、必ず何かしらのサインが出ているはずなので、それに気付きましょう。
特に隠そうとはしない(隠せない)と思うので、察するのは難しくはありません。

夜なかなか寝付けなくなる、寝てもすぐ起きてしまう

うちの夫の場合は、なかなか眠れなくなります。
眠れないので、いつまでもスマホをいじっています。
私が寝てからふと目覚めたら2時3時ごろでもスマホを眺めていました。

そして、起きるのも非常に早かったです。
夫の場合は仕事が原因なので、仕事の夢ばかりを見てしまい、悪夢で起きるようです。

ちゃんと寝れてるかな?は見ておきましょう。

ため息が増える、顔色が悪い

数分に一度くらいのハイペースでため息をつくようになりました。
本人にはあまり自覚はないようですが、そばにいるとあまりに多いので気になります。

また、非常に顔色が悪くなりました。
寝不足というのもあると思いますが、ずっと浮かない顔をしています。

今まで楽しめていたことが楽しめない

毎週末、趣味のスポーツを楽しんでいた夫が楽しめなくなりました。
「やる気がしない、楽しいと思えない…」が口癖となり、好きなことが好きでなくなってしまったことにも落ち込みます。

家族として出来ること・接し方・対応方法など~我が家のケース~

「あなたが大事だから、無理をしてほしくない」と伝える

家族としては、苦しそうな姿を見続けるのは辛いものです。
男性の場合は「家族のために頑張らなくては」という気持ちも強いようで、限界ギリギリまで頑張ってしまいます。

また、うちの夫の場合は、仕事が原因で苦しんでいるのですが、「自分が休んだら他の人に迷惑がかかる」という気持ちが強く、なかなか自分の心の病を認めず、治療を受けようとしませんでした。

頑張ろうという気持ち自体は素晴らしいものではあるのですが、家族としては心配で心配でたまりません。

少しでも肩の荷を下ろして、自分のために自分と向き合ってほしいという思いから、「無理をしてほしくない」という気持ちを伝えるようにしています。

すぐに、「はい、わかりました!」とはならないのですが、家族としての意向は伝えておくべきだと思います。

早めにメンタルクリニックに連れて行く

やはり、素人判断でいろいろアクションを起こすのは危険です。
私は大学で心理学を学んでいましたが、学生が授業で学んだレベルでうつと向き合うのは危険だと釘を刺されました。

なので、早めにメンタルクリニックに連れて行って、専門家のアドバイスを受けるのが良いと思います。

病院で休養が必要だと判断をされれば、診断書を書いてもらい、会社に相談の上、「休職」という手段も取れます。

仕事以外が原因の場合も、その原因となることから切り離す理由を作ることが可能です。

簡単に連れていければ良いのですが、一番難しいのは"連れて行くこと"だと思います。
本人は認めたくないし、メンタルクリニックで心の病と診断されたら、もう日常に戻れないのではないかという不安を抱きます。

普通の人ではなくなってしまうのではないか…この思い込みはかなりの恐怖のようです。

会社からもどう思われるか、出世に響くのではないか、いろいろ気がかりなことも多く、また、家族から見限られたら…という不安もあります。
なので、うちの夫も最初はなかなか病院に行きたがりませんでした。

我が家の場合は、上の項目と同じなのですが、「私が心配だから、私(家族)のために病院に行ってほしい」と、伝えていました。

最初こそなかなか行きたがらないのですが、いよいよ辛くなったとき、病院に自分から行ってくれました。

何度か休職を繰り返すうちに、抵抗感はなくなっていくようで、今では様子がおかしくなったら、自分から積極的に病院に行くようになりました。

連れて行くハードルは高いですが、頑張る価値はあると思います。

休職させる、ストレスの元から切り離す

ストレスの元から切り離すのが、一番の薬だと思います。

我が家は何度も休職を繰り返していますが、いつも焦って復職してしまっていたように思います。
いつごろから働けそうか?と言った会話をしてしまっていたことを今は反省しています。

元うつ病の方から話を伺ったのですが、何もせずに休養に専念していると、だんだんと回復し、何かしたくなるそうです。

「何かしたい」この感情がとても大事だと。

それまで鬱々と何もしたくないという気持ちに支配され、下を向いていたところから、内なるエネルギーが出てくるそうです。

その気持ちに従って、日常生活に戻していければきっと大丈夫。

うつ病経験者の方から話を伺ってから、回復するまで何も言わず、とにかく休養に専念してもらうようになりました。

現時点で、夫は今の休職は4ヶ月になろうとしていますが、仕事のことについてとやかく言わず、夫から今後の仕事の話が出てくるまで待とうと思っています。

まとめ

家族として、最初こそ「夫のうつ病」にうろたえましたが、今はどっしり構えて、夫の分まで稼ぐことに集中しています。
彼もなりたくてうつ病になったわけじゃないですし、彼を責めるのはお門違い。
彼と一緒に乗り越えて行こうと思っています。

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