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家庭内でのお金の守り方~ギャンブル依存夫に悩む我が家のケース~

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こんにちは。あすなです。

我が家は、自己紹介にも記載している通り、夫がうつ病を患い、その後ギャンブル依存症になってしまいました。
お医者様がうつ病から何かしらの依存症になるケースは多いと言っていましたが、我が家も例外なく依存症になりました。

いろいろな依存症がありますが、ギャンブル依存症は使ってしまう金額が底なしです。
我が家は数週間で1000万円以上の借金を抱えることになりました。
総額2000万円以上の金額をギャンブルにつぎ込んでいると思います。
正気の沙汰ではないです。

我が家のお金はギャンブルの肥やしとなり、我が家はただただ借金を背負うのみ。
依存症患者は負けた金額を取り戻そうと負のループに陥り、そうなると止まりません。
平気で人のお金にも手を付けてしまいます。

我が家の依存症患者も例にもれず負けると負けを取り返そうとし、金目の物を質に入れ、私の財布からお金を抜くこともありました。

そんな日々を2年ほど過ごす中で、私が今実践している「家計・自分のお金の守り方(隠し方)」についてまとめてみました。

失敗例も書きますので、今後家庭内で家計や自分のお金を守り抜きたいと考えている方は参考にしてみてください…。

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隠しておくべきもの

隠す

それでは、隠し場所について触れる前に、隠したほうが良い”もの”についても触れてみましょう。

財布(お金)

一番優先度が高いのは財布(お金)です。
財布の中にキャッシュカードやクレジットカードなどが入っている場合は、無断で使用されることがあるので要注意です。
我が家は私のカードでギャンブルされていた時期があったので、定期的にカード利用明細や口座残高の確認をすることをオススメします。

自分の財布だけでなく、子どもの財布や貯金箱も保護対象にしましょう。
盲点ですが、ギャンブル等で思考がおかしくなっている時は、子どものお金にも手を付けます。(我が家体験済み)

通帳・カード類

「財布(お金)」の項目でも触れていますが、キャッシュカードやクレジットカードの保管には十分注意しましょう。
また、通帳についても悪用される恐れがあるため、通帳の暗証番号を変えたり、保管方法に気を付けましょう。

こちらも、子ども名義の通帳も保護対象にしましょう。
財布(お金)と同じ理由で子どもの通帳にも手を付ける可能性があります。(我が家体験済み)

売った時にまとまったお金になるもの(時計、小型家電、ゲームソフトなど)

我が家の場合は、質に入れることが多いです。
本人の所有物に限らず、家族の所有物も無断で質に入れることがあるので厄介です。
本人の所有物であればそのまま質に流してしまえばいいのですが、家族の高価な物・大事な物は結局質にお金を払って返してもらわないといけないので、無駄なお金が発生します。
その際、本人が無一文であることが多いため、結局家族がお金を払わざるを得ない状態になります。

質であればまだ物の所在がわかるので取り戻せるのですが、売られてしまうと買い戻すことが難しい場合が多いので、売った時にお金になるものの管理には気を付けましょう。

時計やワイヤレスイヤホンなど小型の家電でそこそこお金になるものなどはイメージがあると思うのですが、我が家ではswitchのソフトなども質に入れられたのでご注意ください。

お金・貴重品を守る【隠し場所】

宝箱

それでは、早速お金や貴重品の守り方(隠し場所)についてまとめたいと思います。

へそくりと同じ要領で、タンスや押し入れなど見つかりづらい場所に隠すという方法があります。

気軽に隠せるのは利点なのですが、執念で探し出されることもあるので、あまり気が休まらなかった記憶があります。
また、探し出せれてしまうと隠し場所を変える必要があり、且つ、なかなか見つからないような場所(引き出しの奥の方など)は隠すのも取り出すのも大変なため、毎日財布を持ち歩く必要がある場合は結構しんどいです。

気軽に隠せる。

執念で探し出されることがある。(一度探し出されると、家のどこに置いても不安がつきまとう)
隠した場所がわからなくなることがある。
隠したものを使用する際にいちいち取り出すのが面倒くさい。
隠す時に見られていないかドキドキする。

隠すのではなく、逆にリビングのテレビ横など常に目に入るであろう場所に貴重品を置いておくという方法もありますが、オススメしません。

理由は言うまでもなく、「ずっと見ていられるわけではない」からです。

依存症患者は少しでも一人の時間があれば、サッと懐に入れてしまいます。
財布を放置している場合は、財布自体はずっとその場所に置かれていることを目視出来ると思いますが、気が付いたら中のお札が数枚なくなっている…なんてことも普通にあります。

思考停止状態でも対応可。(置き場所だけ気を付けるが、特に何もしなくて良い)

ずっと監視していられないので、結局対策していないに等しい。

我が家では、現状、自宅内に自分専用の金庫を置くことで自分の資産を守ることに成功しています。
流石に、金庫破りは夫にも難しいようです。

ただ、うっかり閉め忘れると大変です。
なぜなら、金庫の中にはほぼ金目の物しか入っていないため、根こそぎ持っていかれると大ダメージです。

また、軽い金庫の場合はそのまま持っていかれてしまう可能性もゼロではないので注意しましょう。
(金庫によっては、壁に設置して動かせない状態に出来るものもあります。)

流石に素人には金庫破りは難しいので、諦めてくれる可能性が高い。

鍵を入手される、または、暗証番号を知られると突破されてしまうので保管方法に注意。
失うものが何もない相手の場合、後先考えず金庫ごと盗んでしまう可能性がある。

ポイント

個人的な見解ではありますが…
テンキー式がコスパなども考えるとオススメ
❷なるべく大容量の金庫を買った方が結果的に安く済む
❸なるべく重量のある金庫を買った方が安心

❶なぜテンキー式がオススメなのか

シリンダー式、ダイヤル式、テンキー式、指紋照合式、ICカード式など様々ありますが、テンキー式がコスパなども考えるとオススメです。

◎指紋や静脈照合など最新鋭の金庫はお金がかかります。
 ただでさえお金に困っているのに、お金を守るための金庫にそこまでお金をかけたくありません。
◎シリンダー式やICカードなど特定の物がキーになっているものは、それ自体を紛失(奪われた)際のダメージが大きいです。
◎テンキー式は、自分が記憶さえしておけば何も物が必要ないため、日々財布などの出し入れが激しくなることを考えると楽です。

❷なぜ大容量の金庫がオススメなのか

最初からA4サイズのものが入るくらい大き目の金庫を買った方が結果的に安く済みます。
守りたいものが次から次へと出てきてしまうと思うので、その時に容量オーバーになり買い替えることになります。

◎我が家は、最初は財布や通帳くらいしか入れるものを想定していなかったため、12.4ℓの金庫を購入しましたが、
 結局、金目のもの全てと保険関連書類なども入れるようになったため、60ℓ容量の金庫を買いなおしました。

❸なぜ重量のある金庫を買った方が安心なのか

やはり”盗みづらい”という理由が大きいです。
小型の金庫は持ち運びがしやすいので、そのままどこかに持っていかれてしまったらおしまいです。
ただ、壁に穴などをあけて設置するのは、賃貸では難しいですし、持ち家でもなるべく避けたいところ。
よって、なるべく重くて持ち運びに苦労する金庫、外に一人で持ち出していると怪しまれるであろう金庫がオススメです。

オススメの金庫

家族が見る可能性があるため、我が家の金庫と全く同じものはPICUPしていません。
性能や大きさがほぼ同じ類似品を紹介させていただきます。

見た目で言うとこんな感じの金庫を使っています。
我が家が使っている60ℓの金庫で割と中身パンパンになってしまっているので、75ℓくらいあった方が良いかもしれないですね。
(我が家は1台目金庫小と2代目金庫大を併用しており、合計72.4ℓ分の収納で足りています。)

以下のようなコンパクトなタイプの金庫もたくさんありますが、自宅内に泥棒がいる状態の場合は持ち出されるリスクが高いのでオススメしません。

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まだ未利用なので効果は検証しきれておりませんが、次の手段として考えていたのが貸金庫です。

貸金庫とは、銀行など金融機関に備え付けられている金庫(保管箱)を借りることが出来るサービスです。
貸金庫を借りる為にお金がかかるためなるべく避けたい方法ですが、自宅に置いておかなくても良い&金融機関の金庫である安心感もあるので、選択肢として無くはないです。

実際に、事情を知っている人からは貸金庫の利用を勧められました。

安心・安全!これ以上安全な場所はない!

貸金庫の利用にはお金がかかる。
中身をすぐに取り出すことが出来ない。

参考

主な金融機関の貸金庫利用料(2024年3月現在)

◎三菱UFJ銀行

深さ奥行

年間使用料(消費税込)

5.7cm26.2cm40.0cm16,170円
6.2cm27.7cm49.3cm22,440円
8.7cm27.7cm49.3cm29,700円

◎三井住友銀行

高さ奥行

6ヵ月ご利用料金(消費税込)

6.5cm28.0cm52.5cm11,000円
8.5cm28.5cm53.5cm14,850円
14.0cm28.0cm53.0cm23,100円

◎みずほ銀行
店舗ごとに貸金庫の種類、大きさ、手数料が異なります。詳しくはご利用希望の店舗にお問い合わせください。
{例:高さ 65 ㎜×幅 245 ㎜×奥行 540 ㎜、半自動型、年額 21,780 円(税込)}

親が信用できる場合は、事情を話して親に預かってもらうのも一つの手でしょう。

ただし、事情を伝えた際に親から離婚を勧められたり、相手方に怒鳴り込んでしまう可能性もあるので、個人的には最終手段だと思っています。
離婚したいという気持ちが固まっていたら、全力で守ってもらうのは良いでしょう◎

手元に置いておく必要がないので、ギャンブルに使われてしまうという心配からは解放される。

親に心配をかける。
離婚を勧められる可能性もある。
当事者と親が揉める可能性がある。(これまでの関係性には戻れない)
預けた親にお金を使われてしまう可能性もゼロではないので、預けても問題無いか見定めは大事。

いつの日か、財布を出しっ放しに出来ていた日々が戻りますように…。

夫婦で通帳を持って笑い合う写真

ここまでいかにギャンブル依存症の家族からお金を守るのかについてまとめて来ましたが、個人的には「自宅用の金庫」が初期費用は多少かかるものの、ランニングコストがかかるものでもなく、一番手軽で自宅で資産を守る方法としてはオススメです。

また、まとまったお金が入るとギャンブルがやりたくなってしまう病気なので、給料日などでお金が入る当日、すぐに必要分のお金を差し押さえて(本人名義ではない口座に振り込んでもらう)、当事者の手の届かないところで家計のお金を管理するのも重要です。

自力で難しくなった場合は貸金庫を利用したり、いくつかの方法を組み合わせたりしながら、なるべくお金をかけないお金を守る方法を探していきましょう。

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